仕事が全然出来ず、傍にいるだけでイライラしてしまう「四流ビジネスマン」っていますよね。
仕事できないなぁ~、なんでだろうなぁこの人、というような方が同じチームに1人いるだけで、アナタのモチベーションまで下がってしまったりもすると思います。
今回は、これまで仕事をしながら管理職として様々な人と関わってきた私から、仕事ができない人の特徴を網羅的にお伝えしていきます。
この記事を読むことで、「あー、こういう人いるわ!」という気付きになったり。「仕事ができない人だと思われないようにするために、こういう行動はしないようにしよう」と気を付けるキッカケになると思います。
目次
- 1 仕事ができない人の特徴を網羅的に紹介、解説
- 1.1 仕事ができない人の特徴1:すぐ人に聞く、自分で考えない
- 1.2 仕事ができない人の特徴2:自分中心
- 1.3 仕事ができない人の特徴3:他責、言い訳が多い
- 1.4 仕事ができない人の特徴4:「何でも」先延ばしにする
- 1.5 仕事ができない人の特徴5:ネガティブ思考
- 1.6 仕事ができない人の特徴6:時間を無駄に使う
- 1.7 仕事ができない人の特徴7:目に見える改善ができない
- 1.8 仕事ができない人の特徴8:不満をこぼす
- 1.9 仕事ができない人の特徴9:仕事のスピードが遅いまま変わらない
- 1.10 仕事ができない人の特徴10:完璧主義、プライドが高い
- 1.11 仕事ができない人の特徴11:他人に仕事を押し付ける
- 2 さいごに
仕事ができない人の特徴を網羅的に紹介、解説
この項目では、仕事ができない人の特徴について、網羅的に紹介・解説していきます。
気になっているアナタの周りにいる「コイツ、仕事できないな。。。」という人と重ねながら読んでみてください。
仕事ができない人の特徴1:すぐ人に聞く、自分で考えない
ビジネスで価値を出す、「あの人、仕事が出来るよね」と周囲に思わせるためには、常に自分で考えて相手の一歩先を行くことが大事です。
一方で仕事ができない人は、「仕事を作業」にしてしまっています。
そうなると何が起きるのかというと、分からないことが起きたらすぐ人に聞いたり、ちょっと迷ったら先輩に自分がこれから取る行動の「答え」「正解」を教えてもらおうとします。
更にそれが進行してくると、もはや自分に仕事が流れてくる頃に「答えが出ているような状態じゃないと作業ができない!やり辛い!」と言い出すこともあります。
仕事ができない人は、出来る人に頼りすぎるあまり自分で考えるレベルが低いと言えます。
仕事ができない人の特徴2:自分中心
仕事は自分以外の他人からいただけるものですよね。この記事を読んでいるアナタは、それを良く理解していると私は思います。
が、仕事ができない人は、仕事が自分の都合を中心に回ってしまいます。具体的にどういう感じになるのかというと。
- 残業なんて意味のないことしたくない、と言い出す
- 自分のやりたいことがあるから帰りたい、と騒ぎ出す
- 仕事を途中で放り投げる
自分が対応している仕事が、他の誰かのニーズがあり、プロとして社会に提供しているサービスに価値があったから、依頼をいただいたと考えるため、一生懸命対応すると思いますが。
仕事ができない人は、「別にこの仕事でお金をもらえなくても、もらう手段なんていくらでもあるだろ」なんて考え違いをしてしまっていたりして、自分のことを常に優先させてしまいます。
自己犠牲の仕事は今や古臭いものになってきましたが、常に自己犠牲をせず自分を優先する働き方は、ちょっと違いますよね。
仕事ができない人の特徴3:他責、言い訳が多い
仕事ができない人は基本的に他責、言い訳が多いと私は考えています。
なぜかというと「自分は完璧でいたい」と考えるからだと私は捉えていますが、完璧であろうとすればするほど、起こしたミスの責任が自分にやってくることは精神的に受け止め難いことですよね。
仕事が出来る人だったら、そういう場合でもしっかりと自分の対応を受け止めて次に繋げていく努力をします。
一方、仕事ができない人は他責にして終わり、になってしまいます。
自分に責任が及ばなければそれで良し。そんな状態で会社やチームが上手く回るハズがありませんが、それに気付かない時点で、かなり仕事ができないと言えます。
仕事ができない人の特徴4:「何でも」先延ばしにする
仕事が出来る人なら優先順位を付けて対応をするため、「これは今やっておこう、これは後回しでも問題ないから後だな」という風に順番を付けて対応を進めると思いますが、
仕事が出来ない人は、とにかく「何でも」後回しにしてしまいます。
完璧にやりたい!という気持ちが強いため、ひとつひとつの作業に時間をかけすぎてしまい、結局すべてが後回しになる。
それによって「余計に仕事が出来なくなる」という事に気付かず、「自分は忙しい!頑張っているのに仕事が終わらない」と嘆く人もいるぐらいです。
物事に優先順位を付けて先延ばしに出来ないようであれば、仕事が出来ない人かもしれませんね。
仕事ができない人の特徴5:ネガティブ思考
いつも元気で明るい人。仕事に対して前向きな人からすれば、全然理解できないことだと思います。
ネガティブ思考だと仕事を前向きに捉えることが出来ないし、周りから見てもやる気がないように見えてしまうもの。
そして自分がミスや失敗をした際も逃げてしまうため、「失敗経験を吸収して立ち上がっていく」というまでに時間がかかってしまうんですよね。
仕事が出来る人は「悩む時間は5分まで!」と決めて、上手く自分の限りある時間を使おうと考えていますが、仕事が出来ない人は時間の使い方が下手くそなので、意味があるようでいて意味がないことに時間を使ってしまいます。
また、「でも」や「だって」というような言葉でなかなか認めないのも、仕事ができないネガティブ思考の人の特徴でしょう。
ネガティブなことを考えている時間なんて最たるものだと私は思います。
仕事ができない人の特徴6:時間を無駄に使う
時間の話が出たので続けて書きますが、仕事ができない人は「自分の時間も、他人の時間も」無駄に使います。
例えばですが、上司に相談に行く場合、アナタならどうするでしょうか。
職責が違うため上司の方が自分よりも仕事が大変であることは、何となく解っているでしょうから。事前に質問事項をメモにまとめ、あまり時間を使わせないように配慮すると思います。
ですが仕事ができない人は、「自分の時間も上司の時間も同じ価値」だと考え、メモも取らずに相談に行き、長々と無駄話をしたり、要点のない話をしたりします。
ビジネスにおいて、もらっている給料もそれぞれ異なり、職責も違いますから相手の時間の価値が自分と同じなんてハズありませんよね。。。
仕事ができない人の特徴7:目に見える改善ができない
仕事ができない人の特徴として次に挙げるのは、目に見える改善が出来ないことです。
例えば何かミスをして、耐えられなくなった上司から「もういいから、今度からこうしてくれ」と言われた場合。
次からは言われた通りにやっていれば問題は起こらないよう、わざわざ答えを教えてもらっているのに、なぜかそれをやらなくて、結局また同じミスを繰り返す。
仕事ができない人の特徴で良く聞く例の1つかと思いますが、こういう人は多いですよね。
自分の中で腑に落ちていないのか、自分のルーチンを崩せないのかは分かりませんが、どちらにしても「自分」が先に立ってしまっていて、改善を実行できないなら、仕事ができるとは言えませんね。
仕事ができない人の特徴8:不満をこぼす
また、仕事ができない人の特徴に良くあるのが、言っても仕方がないような不満を社内でぶちまけることです。
仕事ができる人はあまり不満をこぼすことはありませんよね。
どちらかと言えば積極的に仕事をしている人の方が多いでしょうから、自分に与えられた仕事を全うしよう!とアグレッシブに取り組んでいますよね。
そのため「不満なんて言っている暇はない」という方がほとんどです。
一方で仕事ができない人は、不満を口にするだけの時間の余裕があるため、不満の回数がとても多いです。
仕事ができない人の特徴9:仕事のスピードが遅いまま変わらない
特に理由もないのに、常に仕事のスピードが遅い人も仕事ができない人だと私は考えています。
「特に理由もないのに」というのがミソですが、あまり自分の作業スピードが変わらない人は、仕事への意識(というか、コストへの意識)が低いと思います。
自分の給料を決めるのが、クライアントから与えられるサービスに対する対価としての報酬 - 自分のリソースを含めて会社が使ったコストだと考えれば、コストを下げなければ給料が上がらないのは明白です。
会社は簡単に商品やサービスの価格を上げられるものではありませんから、すぐに売り上げがアップするようなことは期待ができない事の方が多いため、自分のコストをカットする目線があり行動しているのかは、経営者目線で考える「仕事ができる人/出来ない人の分かれ道」だと思います。
仕事ができない人の特徴10:完璧主義、プライドが高い
これまでの話でちょこちょこ出てきましたが、完璧に拘り過ぎるのも仕事ができない人です。
例えば陶芸やアーティストなど、業種によっては完璧であることが優秀さに繋がる場合もありますので、一概にすべての業界に適用してはいけませんが。
ビジネスにおいては、完璧主義や高いプライドによって
- 他の人の仕事まで押してしまう
- 失敗の理由を他人に押し付ける
- 発言の誤りを認めない
- 他人に自分と同じレベルを求める
など面倒くさいことの方が多いですよね。
仕事をチームでやっているところの方が多いと思いますので、一人だけが完璧主義だったとしても、チームの力が劣っていれば仕事はできません。
また、刻一刻とやり方が変わっていくのがビジネスなので、完璧にこなすことにそんなに大きな意味はありませんね。
仕事ができない人の特徴11:他人に仕事を押し付ける
最後に紹介する仕事ができない人の特徴は、他人に仕事を押し付けることです。
他人がやるべき仕事を渡すのは問題ないことですが、自分がやるべき仕事まで他人に押し付けてしまうのは、仕事ができない人の特徴と言えるでしょう。
そうして何でも人に押し付けてしまうことで、どんどんと自分の出来ることが少なくなっていき、最終的に何もできない人になってしまうんですが。
他人が自分の仕事をやってくれた方がそりゃ楽ですし、ついつい甘えて押し付けてしまうことになるんだと私は考えています。
さいごに
以上、今回は周りにいるだけでイライラしたり、ミスや仕事が飛び火したりする仕事ができない人について紹介しました。
もっと細かく振り分けていけば、今回お話した内容以外にもまだまだ仕事ができないエピソードは増えていきそうですが(笑)、どの職場にも良く当てはまりそうなことをピックアップしました。
アナタの職場にも一人ぐらいは仕事ができない人がいるかもしれません、アナタはそうならないぞ!という気持ちで、今回紹介したことには気を付けておくと良いでしょう。
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