みなさんは結婚は自分の人生にとって必要がある、と考えていらっしゃいますか?
独り身でいることで周りから「その歳で独り身、未婚ってヤバいよ!」とか、「早く結婚しなさい」など言われてウンザリしている人もいるかと思います。
あまりにも周りが結婚していて当たり前だという空気を出しているから、「もしかして自分が変なのかな?」と感じている人もいるかもしれませんね。
私は結婚していますが、そうした身であるからこその意見として、必ずしもすべての人にとって「結婚が必要ではない」と考えています。
この記事では、実際に結婚している立場、長らくこのような恋活・婚活専門のブログを運営していて、様々な方の恋愛に寄り添ってきた立場から、「結婚が不要」だと判断している理由について紹介します。
目次
結婚は必要ないのは悪いこと?良いこと?
結論からお伝えすると、結婚が必要ないと考えるのは悪いことではありません。むしろ今の時代「当然」と言っても良いと思います。
それはなぜかというと、結婚の考え自体がもはや「古くて」ガタがきているからです。
10年ぐらい前まではそれこそ、結婚は男女ともに好きな人と迎える一つの「人生の節目」として人気のライフイベントでした。
それこそ「人生になくてはならないもの」とでも言わんばかりにメディア含め、多くの媒体が報道していたと思います。
しかし昨今、以前のような「結婚して当たり前」という風潮は急速になくなり始めていますよね。
結婚が必要ないのには、以下のような理由があります。
結婚が必要ない理由1:生産性がないから
結婚する必要がない、と薄っすらでも考えているみなさんは、結婚に「人生を左右するだけの魅力」を感じていないと思います。
1人の方がストレスもないし、無駄もない、自分の好きなように時間やお金が使えるんじゃない?と思っていることでしょう。
はい、その通りです。
筆者は結婚しているため良く解りますが、多くの方がする結婚には、生産性なんてこれっぽっちもありません。
結婚したカップルは「結婚式」というお披露目の儀式を行うことが通例です。自分たちの門出を演出するために、結婚式場に大金を払って依頼します。
だいたいの場合、なぜかお金を払ったお客さんである自分たちが、準備のために「人生において最も貴重な時間を削る」、という超非効率かつ非生産的なことをします。
これに象徴される通り、結婚は非生産的で馬鹿馬鹿しく、極めて感情的なものなのです。
結婚が必要ない理由2:結婚はお金がかかる超贅沢品
結婚というひとつのライフスタイルの節目、イベントに対して夢を持っている人はまだまだ多いです。
特に女性はその傾向が強いのではないでしょうか。
自分の節目を友人や知人に祝ってもらいたい!という気持ちは、まだまだ根強いと思います。
結婚は必要ないのではないか、と考えている人の中にも「機会があれば結婚したい」とか、「お金にもう少し余裕があれば結婚はしたい」という男女は多いのではないかな、と私は思います。
それだからこそ、「稼ぎ」と「貯金」が重要になりますよね。でも現代の現実ってどうなのかと言うと、多くの人が非正規雇用で長く働かされていて、賃金も低いのが現実です。
つまり現代人の「本当の平均所得」から冷静に考えると、結婚は完全に「贅沢品」と化しているのです。現代の社会人は自分のことで精一杯なんですよね。
結婚が当たり前だ、という親や周りの目線が辛いものに感じることはあると思いますが、気にしなくて大丈夫です。そもそも収入が限られているのですから、これから徐々にそうした目線は少なくなっていき、結婚する人の方が少数派になっていくと私は考えています。
だって結婚式って1時間あたりに支払額を換算してみると、約100万円使っているんですよ。たった1時間で。しかも準備に何十時間とかけ、貴重なお金を生むかもしれなかった時間を割きます。
恐ろしいほどの無駄遣いだからこそ、現代のサラリーマンの中でもマネーリテラシーがない人しかこんな無駄遣い出来ないと思います。
結婚が必要ない理由3:結婚することで失うものが多い
先の項目で「結婚は贅沢品だ」とお伝えしました。更に言うと、結婚は貴重な時間を失う「生産性のない活動」です。
理由については皆さんも肌で感じていると思いますが、
- 時間の浪費が増える
- お金の浪費が増える
- 機会ロスが増える
結婚は自分だけでは出来ないもので、相手がいないと始まりません。
日本では特に、結婚という人生のイベントを続けていくなかで、時間やお金、機会を「相手」に合わせてしまうことが増えて行く人が多いんです。
昔ながらの考え方で言うと「女性は結婚したら家に入って家庭を守る」というのが当たり前だと考えている、化石のような思考の人もいます。
これは「十分なメリット」があった時代だからこそ、「そのやり方だった」というだけですが、物事の本質を理解出来ない人は結婚によって生じる生産性のロスですら「当たり前」「仕方なし」とステレオタイプに信じてしまいます。
無駄ですよね。。。人生1つの仕事をしていれば十分に食べて、行きていける時代であれば話は違いましたが、現代ではそんなことを考えている人は「完全に負け組」です。
なので、将来に対する不安を原動力に、特に若者の世代から他人に自分の人生における超貴重な財産である「時間」や「機会」を奪われている場合ではない、と考える人が増えてきていると言えます。
結婚が必要ない理由4:1人でも楽しめるサービスが増えた
結婚を選択しない、結婚にメリットを感じないという人の中には、こうした理由がある人もいると思います。
実際、10年前と比べると2020年の現在は1人でも十分に楽しめる場所がありますし、何だったら「充実している」と言ってしまっても良いぐらいです。
お腹が減ったなと感じたらウーバーイーツで注文すれば、ものの30分ほどで話題のお店のご飯が到着しますよね。
旅行も一人旅専用のプランがあり、本当に何をするにも1人で十分だという時代になりました。
十分自立していて何の不便もない人ほど、2人でいることのメリット感が非常に重要。メリットを感じられなかったら「無駄」だと判断することになります。
本当に結婚は必要ない?結婚によって得られるお得なメリット
私もその中の一人ですが、結婚が自分にとって必要ないと感じている方々は、人間関係の悪い部分に慣れすぎたのかもしれませんね。
男性だったら「女性は男性にお金・安定を求めるけれど、なぜ自分で稼ごうとしないのか」と疑問に感じているうちに、女性の依存性や甘えを無視出来なくなる人もいると思います。
しかしながら、結婚することで失うものを引き換えに、得られる大きなメリットというものもあります。
ともに協力して同じ目標を達成できるマインドの高い人同士である場合、結婚はあなた自身の才能や行動をフル活用出来るブースターに変わるのです。
具体的な例を挙げると、結婚して料理の修行がてら節約料理を作るYoutubeチャンネルを始めた奥様がいます。この方は結果として大きな広告収入を得ることが出来ています。結婚がブースターに変わった好事例です。
このような結婚が出来るのであれば、結婚する意味は十分にあり、人生において必要があると言えるでしょう。
さいごに
以上、今回は結婚なんて必要ないのではないかと考えている方向けに、結婚が必要ない理由について解説しました。
多くの人にとって結婚は既に最高レベルの贅沢品になっているのが現実です。
しかしながら多くの人は思考停止しているため、結婚することで失う自分の貴重な資源を正確に測れていません。
当たり前のように結婚していた時期はすでに終わりを告げていて、これからはメリットがある人と出会った場合のみ結婚することになるでしょう。
結婚は「当然」から「必要があれば」というものに変わってきているのですから、みなさんが結婚なんて必要ないなと判断しているのも「当然」ですので、安心してご自身の道を歩んで下さい。
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